僕はなぜブックマークしたか

バレンタインデーも何事もなく終わったし。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1217037.html

にてid:islecapeさんからidコールをいただいたので、日記(週記)代わりに。まあ死刑存続に反対するすばらしい意見っていうのはその辺に転がってるし、僕が何を書いたところでたいした影響はないからある意味気楽に書けていいかな。いや他のことであってももちろん気楽に書けるけど。

とりあえずそこにブクマしたのは元記事のコメントに高校生の意見を馬鹿にするものが目立ったから。きちんと考えてお前らは死刑存続に賛成という結論を出したのかと。出したとして、自分たちの調べられる範囲で調べて、考えて答えを出した高校生を馬鹿にできる根拠は?みたいな反感が元。(まあプレゼンはコピペかもしれないんだけどね!)
さんざん言われてるけど、終身刑はあるいみで死刑より酷いともとれる。高校生の議論の結論は厳罰化と捉える事もできなくはない。悪意的に見てみると、生涯塀の中で過ごしていくしかないという罰を与えて罪の重さをずーーーーーーーーっと死ぬまで考えさせる、ってことだよなあ。やっぱ終身刑には反対。冤罪の場合に死ぬ前に判明したらごめんなさいされて社会復帰できるかもくらいの違いしかないような。死刑廃止へのステップとしてはアリだと思うけれど。

ちなみに僕の立場は、権力による人権の制限は最小限であるべきだ、ってものだ。死刑を含む終身刑には基本的に反対。基本的に、というのは抑止効果が著しければ認めるかもしれないということ。幸運な事に(あるいは不幸な事に)そういった話は聞かないけど。僕が気になるものをほかに挙げるとすれば、刑務官に肩代わりさせる倫理性とかそのあたりだ。

死刑制度については、受刑者を殺すことには制度を維持している、あるいは変える事ができない人間の責任がある、とかそういう事をそのうち書きたいなと思ってる。希薄になって見えづらい責任は無いわけじゃない。